○えさやり
同居の魚種によりますので当たり前の注意のみを記載しておきます。
食べ残しのないように、魚が食べる量を把握しましょう。また、どじょうは底にいるためどうしてもエサがゆきわたりにくいです。ちゃんと食べられているかをよく観察してください。
うちでは、先に紹介したピコシンクのように水中に沈むエサか、テトラのフレーク状のエサを用いています。後者の場合、水面近くで別の魚が食べてくずれた残りが底に沈むように工夫しています。エサを食べられていない場合は痩せてくるのでしっかり様子を見ておきましょう。
○コケの処理
魚の飼育数過剰・えさのやりすぎ・直射日光・水草の肥料過多などの原因が、コケの発生の主な原因です。ただ、飼育している限り多少のコケはつくものなので、掃除用具を用意しておく必要があります。または石巻貝やえびなどの掃除担当をいれると掃除の手間が少なくなります。
○エアの必要性
水草の多い水槽では、夜ライトを消すと水草も酸素を必要とするので、酸欠になる可能性もあります。先に紹介した外掛けフィルターの場合ですと、水流と共に多少酸素が入り込むのでおそらくエアレーションなしでも大丈夫だと思います。
○水換え
フィルターで浄化してもふんやえさが堆積し、飼育水は徐々に酸化します。ですので定期的な掃除が必要です。頻度は状況よるので明記できませんが、念を入れるならphチェッカーでまめにphを調べると良いでしょう。
一度に換える量は大体3分の1程度を目安にすることが大切です!半分以上変えてしまうと、水質に敏感な魚にはあまり良くありません。また、水中のバクテリアを洗い流すことになるので水槽とフィルターの掃除は同時に行うべきではありません。フィルター洗浄の際にも、その水槽の水を使用すると、フィルターに繁殖しているバクテリアをその後も活かすことができます。
○水温管理
どじょうは日本に住んでいる魚なので比較的四季の温度変化には強いようです。ただ、水量の少ない水槽では温度変化も普通の池や川よりはるかに大きいので、念のため温度計をつけて管理しましょう。夏場の温度のあがりすぎ、冬場のさがりすぎに備えて予め気を配りましょう。
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