どじょう飼育に必要なもの
どじょうの飼育にはこれといって難しい器具は必要ありません。金魚の水槽に一緒にいれることもよくあるので、基本的な金魚飼育用具さえあれば事は足ります。普通のドジョウやシマドジョウはかなり丈夫ですし、以前に金魚を飼った経験がある方なら簡単に飼育することができるでしょう。
ただし繁殖となるとそれではうまくいかないかもしれません。また、エサとしてどじょうを繁殖したい、という方には本ページは役に立たないと思います。同じく、渓流に生息するどじょうだと、下記に紹介するものでは役に立たず、よりしっかりした器具を揃える方が望ましいです。
以上をふまえて、我が家での飼育例と用具を簡単にですが紹介します。
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1.水槽 |
大きさは特に気にせず大丈夫かと思います。ただ、どじょうは飛び出しやすいために、フタは必須です!また、底面積がある程度あったほうがよいので、レイアウトには気をつけましょう。
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2.フィルター |
テトラワンタッチフィルター
最近気に入って使ってます。濾材取替えが簡単。テトラの濾材だけだとスペースが余るので、+αで小さな別売りの濾材を入れてます。
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3.底砂 |
底砂
川砂極小
どじょうは潜るのが好きなので、小さなものを選んでいます。よく潜って顔だけ出してます。結構パワフルなので、砂が巻き上がって地形変化してます
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4.エサ |
エサ
キョーリン ピコシンク/コメット どじょうの主食
沈むので底にいるどじょうにも行き渡ります。が、同居のミナミヌマエビが「がっし」と足でつかんでわーいと泳ぎ去るので油断なりません。
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5.その他 |
テトラ ストレーナーフィルター
同居の稚エビ吸い込み防止とバクテリア繁殖のために。エビがよくひっついています。
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6.水草 |
水草
Wウィステリア 3本
カボンバ 3本
ウィローモス(炭に活着)余っていたものです。特にこだわりはありません。
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上記のような用具を使っています。気をつけなければいけないことは、どじょうは腸呼吸ができるので、時々水面に呼吸に上がります。結構力があるので、そうした時や驚いた時に水槽から飛び出してしまうことがあります。蓋を必ずすることと、多少水位を下げて余裕を持たせておくことが大事です。
あと、底砂の所で書いたように、どじょうは砂底に潜り、エサを探し?ます、砂を巻き上げます。なので水草を植えるには多少工夫が必要です。大きな石で固定したり、ウィローモスなどは活着させたり…。うちでは使わなくなったマグカップに植えています(写真完成図参照)。これだと水草の安定性も高いのと、水草だけ掃除したり取替えやすいという利点があります。ついでに、ひとつは横倒しにして、ウィローモスで陰を作り、エビやどじょうの隠れ家にしてみました。効果はあるか今の所微妙です。 |
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これが完成したドジョウ水槽です。
左端と、ネスカフェのマグの前に見えるのはビー玉です。明るく見えるかなと思いまして。
写真の時点での構成員は…
シマドジョウ2匹、ミナミヌマエビ10匹(祝抱卵)
川魚の稚魚7匹(ウグイ?)、石巻貝3匹、カワニナ2匹 です。 |