| 我が家では特に大きな工夫はしていません。「熱帯魚飼育の基礎知識」のところで紹介した、一般的な熱帯魚飼育セットを使用しています。一応、具体例は次項「我が家の水槽」で載せますが、本格的なプラティブリーダーの方に比べたら簡素なセットだと思います。
ここでは、プラティを飼育する上で自分なりに気をつけていること予備知識を記載します。熱帯魚初心者の方や、初めてプラティを飼われる方に役立てばと思います。 |
| １．飼育器具 |
普通の熱帯魚用のもので構いません。ただし、プラティは容易に繁殖できるので、繁殖を楽しむ気持ちがあるのなら水槽の大きさと最初に購入する数には余裕を持っておきましょう。
我が家では、フィルターの吸入口にはスポンジフィルターを使うようにしてます。稚魚を吸い込むかもしれないので、念のためにですが。 |
| ２．水質＆混泳 |
中性で大丈夫ですが、ややアルカリ性の方が調子はいいようです。 |
| ３．購入① 購入先 |
生物を飼うときにかなり大事なウェートを占めるのは購入です。いくらきちんと準備をしていても、問題のある個体を買ってきては話になりません。お店によっ
て注意することが違うので簡単に紹介します。勿論私見ですので、実際に生体をよく観察して、気に入ったものを買ってくださいね。 |
１．ホームセンター
商品の数が多く回転数も速いため落ち着いた魚を買えるかどうかが問題。できればお店へ行き様子を見る。自家繁殖して稚魚などが泳いでいると多少安心かもしれないですね。 |
２．大きな熱帯魚店
回転等は１．と同じく。目安は高いグッピーを販売しているかどうか。高いグッピーがいるなら、水質にも気を使っているはずなので、プラティも安心感が増します。 |
３．小さな熱帯魚店
町に昔からあるような所だと、意外な種類にめぐり合えるかもしれません。回転が比較的遅いはずなので、落ち着いた個体を購入できます。また、店の方やお
なじみ客の方と仲良くなれるかもしれないので、知識や情報交換が出来たり、または手に余る生体を譲りあえる、なんていう可能性もあります。 |
４．通販
管理人は結構利用します。長所はお店で探すより確実に欲しい種類を検索し、手に入れられること。短所は勿論実物を見られない点にあります。また輸送を行
うため、送料がかかる、生体に負担が…などの心配があります。ただし、ネット通販のような信用商売で粗悪品を扱うことは命取りですし、ある程度安心は出来
ます。お店によってはきちんと魚のトリートメント後発送してくれたり、送料も安い店が結構あるので、まとめて注文するとむしろ店頭より安いことが多いで
す。利用する場合は以上の長所短所を踏まえてください。リンク集に愛用しているお店を紹介しておきますが、ご自分の判断で利用ください。 |
| 購入② 状態 |
購入先１～３で紹介した、実物を見て飼う場合、管理人には１点簡単なチェックポイントがあります。
尾びれを見てください。ピンと上下にしっかりと張りがあるかどうか。
プラティは大半が東南アジアで大量養殖されて輸入されてきます。何らかの病気にかかっている場合が多く。尾びれを見れば一目瞭然です。
飼育に失敗された方は(自分も死なせたことがあります)、プラティの尾びれがしぼんだようになっているのを見られたと思います。プラティは丈夫なので、
家で治療すれば治る可能性は高いですが、最初はやはり元気な個体を買いたいですよね。ヒレがピンと張って元気なこを見つけましょう。 |
| ４．雌雄の見分け方 |
次に雌雄の見分け方です。グッピーほどではありませんが、プラティのオスメスの見分け方も簡単です。成熟した個体限定ですが、オスには尻ビレの部分に生殖器官が形成されます。やや白っぽい半透明の棒状の器官です。これを目印にしましょう。(後日写真掲載しておきます。)
方やメスはオスより少し大きいです。子どもがいるとお腹周りが膨らます。これを踏まえてペアを選びますが、お店によっては選ばせてくれないところもあるので注意してください。 |
| ５．病気と治療 |
熱帯魚のかかる一般的な病気にかかります。プラティは丈夫なので、薬浴などで
治せる確率は高いので、的確に対処しましょう。我が家の個体のうち数匹は白点病になった際メチレンブルーで回復しました。その他薬については、「熱帯魚の
基礎知識」を参照ください。
また、プラティはアルカリ性の水質を好むことから塩を入れると調子がいいといわれています。我が家でも時々ひとつまみ程度入れることがあります。大量養殖
をする業者では比較的塩分濃度が高い状態で飼育するという話も聞いたことがあります。ただ、日本に輸出され、店舗に入荷してからは反動で調子を崩したりす
る、ということらしいです。今後また情報をあつめておきます。
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うちのゴッドマザーだった左上の個体はホームセンター出身です。妊娠すると個体色によりますが、右の画像のように稚魚が見えます。 |